思いやりと思い上がり。
やっほーー☆ こうのみちこです。
私の中でトラウマ級の思い出がある。
新卒研修の時に、
「私たちは思いやりをもってお客様と接します」みたいに発表したら、
教官たちから、
「はぁ?接客がなんたるか?も知らんくせに思いやりなんて、
それこそ思い上がりやーーーー!!!」と、指摘された。
あぁぁぁぁぁぁあぁーーーーーーーーーーー
ですわな。
それから、私は迂闊に「思いやり」という言葉を言えなくなった。
たぶん、私がスタッフを指導するのに「思いやり」を持って、なんてこと。
言ったことはない。
言えない。
っていうか、、、思いやりがなにか?たぶんわからなくなった。
それが、
ながーーーーーい年月をかけ、最近、よく目にする。
思いやり。
心を尽くす。
当時の教官が言うように、
自分たちのことでいっぱいいっぱいだった私たちが、思いやりが持てたか?と言うと、
それは謎だな。
先日、おばあちゃんに電話したら、
お寺の奥さんが家にお花をとりにきたんだよ~と、話をした。
この奥さんは、おばあちゃんに、
「こーのさんのお花は、何もせんとすぐに活けれる。」と言うそう。
ばーーちゃん、すごいな、何してるん?と、聞くと、
「おばちゃんはな。お花の下の葉っぱとかをとってな。
自分が育てたお花をお嫁にだすようにな、支度をしてだすんじゃ」と。
あぁ。これこそが、「思いやり」の見本だな。と、思ってね。
そう伝えたら、
「なぁーーーんも。お花がかわいいからなぁ~」と。ね。
なんかね。もうね。泣きそうになったよ。
その前に、「ばーーちゃん、今日は肩が痛い」と、言っていたから。
アホな孫娘に、思いやりとは。心を尽くすとは。
そういうことを見せてくれてん。
ごめん。ばーーちゃん。
このアホな孫娘は、その真心がやっとわかるようになってん。
思い上がっていたから、
そーーゆーーーのが打算にも、鼻につくようにもなっていた。
やっと、
これが「思いやり」やで!と、
あんたもそういう世界に入りましたで。と、
やっと、
やーーーーーーっと、
許していただいたんだ。。。。たぶん。
それって、見返りないもんでしょう。
それでいい。と。。
それで「やる」のが、思いやり。よね。
そこにいつも言っている、
「○○するのは、自分が○○してもらえる為」って、してたらさ、
それは、明らかに思い上がりよーーーー!!!
だぁーーーーー!
この違いよ。
雲泥の差よ。
あんな。
「○○するのは、自分が○○してもらえる為」って世界にいる人は、
これ、わからんよ。
「思いやりのつもり」で相手に色々押し付けているよ。
氣づかんのよ。
氣づいたら、悶絶するはずやから。
しないっていうのは、そーーーゆーーこと。
イリュージョンの世界にいると、なんも見えん。
真の思いやりは。
相手の反応に、反応なんかしない。
それでもいいと。納得しているものだ。
ばーーちゃんの偉大さと共に、
自分のアホさを問う。
だけど、
やっとだけど、わかってよかった。
思いやりの世界へ。
これから行くんやね。
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