空気を読む、英才教育

ごきげんよう。　こうのみちこです。

例にもれず、

私も厳しい両親に育てられ、

言うことを聞く＝いい子の方程式を

持っていたので、

両親の心の動きを読むことは、

自分が怒られない為の必須項目であり、

それは、その後、

学校という場所では、

「みっちゃん、なんでわかるの？！」という、

特殊能力として、認知されるも、

「KY」なんて言葉があったように、

空気を読むことが当たり前で、

空気を読めないことは、ダメなこと。

という風潮を得て、

むしろ、

空気読めないくらいの方が、楽そうだな。と思いながらも、

ファッションアドバイザーという職につくと、

空気を読むということが、

より、高度に、求められる場所にいることとなった。

そこで、

空気がわかる人からわからない人になるのね。

自分のこれまでの人生の中で、

経験したことのない空気を読むことになるのだから。

親の、家族の空気を読むことはできても、

お店の、お客様の空気を読むことはできなかったのです。

してこなかったから、データがない。

プラス、

空気の数ね。

お客様の数は、家族の数より圧倒的に多いでしょう。

これも、これまでのデータで当てはまることはなかった。

じゃあ、どうしたか？

データ集めをしたよね。

目に見えない「空気」を読むことよりも、

実際のお客様の動きを観察し、

それがどのような心理の表れか、

実際にお声がけさせていただいて、

お話をしながら確認して、、、、

そうすると、

また、空気がわかるようになってくるんだよね。

だけど、

その空気を鵜呑みにしてはいけないな。ということも学んで。

自分が感じている空気と、

これはこの方のこういう心理を表している。というのは、

これまでの自分の経験によるデータでしかないから。

そこに当てはまらない、人も、シチュエーションも、

当然、あるから。

見て、感じて、聞いてみる。

お客様の数だけ、お客様の気持ちというのはあるのだから。

それはちゃんと聞いてみないとわからないな。と、

いつも思っていました。

さて、

これって、きっと、

赤ちゃんを育てたことのある人は、

自然にしていることだと思うのね。

言葉を発さない赤ちゃんが、

何を求めているのか？

それをもう、本当に些細な動きを感知して、

目に見えない感情を読みとろうとしてね。

お母さんはみんなエスパーか！と思うもん。

じゃあ、

それを旦那さんとか、

大きくなったお子さんとか、

両親とかには、どうだろう。

たぶん、空気は読んでいると思うけれど、

（無意識的に）

それさ、

決めつけになっていないかな？？？

こういう空気の時には、このパターン。

こういう顔の時には、この心理。

こういう声のトーンの時には、これ。

みたいにね。

これさ、

過去のデータでしかないから、

目の前の人に、本当にそうであるかどうか、

聞いたほうがいいんだよ～

こういう誤解って、本当に多いから。

特に旦那さんには、

両親を重ねることが多いので、

両親が発していた空気と同じ空気を旦那さんが発すると、

両親が思っていたことと同じことを旦那さんが思う。と、

とっさに、判断してしまいがち。

両親と旦那さんは、違う人格なのに。

こうなると、

空気を読むが決めつけに変わってしまうの。

全然、空気読めてないｗｗ

こうなると、

もはや、読めない方がよくて。

聞いたほうが早いよね。

色々。

「今、機嫌悪くなった？」とか。

ダイレクトすぎるのなら、

「そんな顔されたら、悲しい」って、

自分の気持ちを伝えるとかね。

コミュニケーションをとったら、

周りがやさしいことに気づくかも、しれないよ。

ちなみに、

私は、空気が読めません。

読めていたとしても、

それとは逆のことをすることがあるし、

読めていたとしても、

それを鵜呑みにすることもありません。

「察する」ということが、

美しいと感じるくらいで、

空気が読めればいいのかな。と。

ある意味、空気を読めるって、

日本人らしさ。だとも思うから。

それを上手につかっていきたいな。

と、常々思っているよ。

後ろ。。。。

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